「ラベンダー・ショートブレッド」の作り方

ショートブレッドとは

ショートブレッドは、スコットランド発祥のお菓子。

ショートとは、「壊れやすい」、「ホロホロした」等の意味を持ちます。

つまり、ショートブレッドは、直訳すると「壊れやすいお菓子」。

卵を使わないので、つなぎがなく、サクサク、ホロホロの食感です。

材料は、シンプルに、小麦粉、バター、砂糖、塩だけ。

シンプルなだけに、素材ひとつひとつの味わいが際立ちます。

スコットランドには、「ペチコートテイル」と呼ばれる、薄く円形にして、縁の部分をフォークの背などで模様をつけ、ペチコートのように飾るものも。

赤いパッケージで有名なメーカーのショートブレッドのように、長細くて穴が開いているものもあれば、

型抜きしてクッキーのような姿のものもあり、その形は様々です。

「こういう形じゃなきゃ」ということはありません、好きな形で焼いてOKです。

このレシピでは型抜きしておりますが、生地を伸ばして、お好みの大きさに包丁でカットするだけなら、あっという間にできちゃいます。

自分用ならこれで十分♪

大きさや厚さによって、焼き時間が異なりますので、様子を見ながら焼きましょう。

ちなみに、当店のレシピでは、米粉も使用しますが、無ければ、小麦粉で代用しても大丈夫です。

米粉は、薄力粉より粒子が細かく、加えることによって、よりサクサク感が増します。

同じ理由で、粉砂糖を使用していますが、グラニュー糖やきび糖など、他の砂糖でも代用可です。

ドライラベンダーは、お好みで加えてください。

加えなければ、プレーンのショートブレッドになります。

ラベンダーショートブレッドのレシピ

材料:55mmの菊型で約8枚~10枚

小麦粉:60g

米粉:15g

粉砂糖:25g

塩:ひとつまみ

無塩バター:50g

ドライラベンダー:ひとつまみ

※写真は2倍量です

作り方:

①バターは、包丁で細かく刻み、冷蔵庫で冷やしておく

②バター以外の材料(小麦粉、米粉、粉砂糖、塩)を、あわせて、ボウルにふるい入れる

※ボウルに粉ふるいをセットして、計量するとスムーズです

③ ①のバターを入れ、粉をまぶしながら、カードでバターを細かく刻み粉に混ぜ込んでいく

④カードで、バターをつかみ切れないくらい細かくなったら、両手を使い、バターの粒を、指の腹で潰していく

⑤バターの粒が無くなったら、ドライラベンダーを加え、ひとまとめになるまでカードで混ぜる

※生地がしっとりし、まとまったらOK。少し粉っぽさが残ってもいても大丈夫です。

こねすぎないように注意してください。

⑥記事をラップにくるみ、冷蔵庫で30分以上休ませる

※薄く平らにし、金属バットに乗せると、早く生地が冷えます

⑦固さを均一にするように生地を軽くこねてから、3mmの厚さに伸ばして型抜きし、オーブンシートを敷いた天板に並べる

※型抜きなんで面倒~!っていう時は、お好みの形にカットするだけでもOK♪

※ラップの上から生地を伸ばすと、めんぼうにくっつきません

⑧天板ごと冷蔵庫で冷やし、その間にオーブンを160度にセットし余熱する

⑨オーブンで15分~20分、様子をみながら焼く

※型抜きした生地は、冷蔵庫でしっかり冷やしてから焼くと、広がりにくくなります

※オーブンは、電気やガスにより適正温度が変わります(目安は150度~170度)

※焼き色が付きすぎないようにしてください

※お好みで、焼き上がりにグラニュー糖をまぶしてもOK(分量外)

紅茶にぴったりのお菓子です。ぜひお試しください。


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