3.ティールーム(紅茶カフェ)開業記録~夢に期限をつけ、目標に変えよう~

「紅茶に関わる仕事がしたい」

大好きな紅茶や洋食器の世界にのめりこみ、

いつしか、そんな風に思うようになりました。

でも、「紅茶に関わる仕事」って?自分はどんな風に紅茶と関わりたいんだろう?

当時、20代前半の私。

通っていた紅茶教室の卒業生の中には、教室のアシスタントをしていたり、

また、自宅で紅茶教室を開いている方も。

しかし、人見知りな私、人前で話すのは苦手。「人に教える」なんてとんでもない!

有名な紅茶専門店や、ティールームの求人も検索しましたが、

会社を辞めてまで、紅茶専門店の売り子や、ティールームのウェイトレスがやりたい?

独り暮らしをしていたし、貯金だってまだ全然無いのに、それでは生活ができなくなる。

そんな現実に直面し、一旦ストップ。

「今はまだ、その時ではない」と、見送ることになったのです。

というわけで、変わらず会社勤めをしながら、

「いつか、紅茶に関わる仕事がしたい、どんな仕事がいいかな?」

と夢を膨らませていました。

「紅茶を淹れるのは大好き」、「洋食器も大好き」

一体自分には何が向いているのかな?

自分の好きなこと、やりたいこと、向いていること、掘り下げていき、

そして行き着いた先が、「ティールームを開きたい」という想い。

好きな空間を作って、好きな食器を使って、好きな紅茶を淹れて、

美味しい紅茶とお菓子で、最高のティータイムを提供したい。

そして、そう思うようになった20代半ばの頃、結婚しました。

夫は、同じ不動産販売会社の同期です。

結婚前から、ティールームの夢を語っていました。

夫も、「やりたいことをやればいい」と、応援してくれました。

家族の理解・協力なしに、夢を実現させることは難しいので、ありがたいことです。

しかし、仕事と主婦業で、忙しく日々を過ごしているうちに、20代後半に差し掛かり、

「いつかティールームを開きたい」

と心の中では思っていても、「いつか」って、「いつ」?

焦ってきました。

20代のうちは、お互い好きな事をして過ごそう、と話していた私たち。

でも、やがて30代になり、「子供を産み育てる」ことを考えると、

そのうち、「ティールームを開く」どころじゃなくなるのでは?

「いつか」は、いつになっても来ない。

「20代のうちに、ティールームをオープンする!」

「夢」は、期限を設けて「目標」にしないと、いつまでも「夢」のまま。

そこで、期限を定め、自分に課しました。

いよいよ、本格始動へ。

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