10.ティールーム(紅茶カフェ)開業記録~プレオープンはするべき?~

オープン前の準備として、急遽、プレオープンをすることになりました。

お客様の来店⇒注文⇒作る⇒提供⇒会計の流れの確認し、

現状に「足りないもの」を知り、オープン本番に備えることが目的。

混乱を避けるために、大々的に告知はしませんでした。

(と言っても、プレオープンは、開催の1週間前くらいに決めたので、

そもそも、告知する余裕もありませんでしたが。)

店頭に張り紙をしたのと、ブログやFacebookで友人知人にお知らせした程度で、

ひっそりと、プレオープン日を迎えました。

ありがたいことに、製菓学校の同期や、友人が、プレオープンを手伝ってくれました。

おかげで、とても心強かったです。

お店を掃除して、ケーキを焼いて、エプロンをつけて、照明をつけて。準備は整いました。

さあ、いざ、プレオープンです!!

この時、初めて、「OPEN」の札を店頭にかけました。

ドキドキ。

ドキドキ。

「最初のお客様はどなたかな?」

「それとも、1人も来なかったらどうしよう・・・?」

間もなく扉が開き、「チリン」とベルが鳴りました。

記念すべき1人目のお客様は、母でした。

「会社を辞めて、お店を開く」という、無謀にも見える私のことを心配し、

購入した食器や製菓道具を洗ったり、厨房機器を拭いたり、

山のようにある細かい作業を手伝ってくれて、支えてくれた母が、

最初のお客様として来店してくれたのです。

その後も、友人や、通りがかりの方が来てくれました。

平日で、さほど宣伝していなかったのもあり、混雑や混乱することなく、

数時間限りのプレオープンが終了しました。

「なんとか無事終わった~」と、ホッとしつつも、

今までに感じたことのない、とてつもない疲労感に襲われました。

「明日の営業はない、一旦仕切り直しができる」と思うと、

プレオープンは、やって正解でした。

足りない物が色々と判明し、オープン当日までに準備する時間があるからです。

プレオープンでは、「どうでしたか?」「気になるところはありましたか?」と、

お客様、友人知人に、帰りがけに聞いたので、

お客様用の荷物カゴや、化粧室のおしゃれなディスペンサーなど、声があがった物をリストアップ。

そのひとつひとつが、お店のイメージを作る大切なパーツです。

また、「もっと紅茶の説明を聞きたい」などのご指摘を、ありがたく受け止め、

来店~注文の流れを、改善していきます。

結論、プレオープンは、「するべき」

今回は、平日の数時間だけ、ひっそりとプレオープンしましたが、

友人知人のみの、招待制にしてもいいと思います。

なぜなら、接客~調理~提供の流れが、拙くても、友人知人なら、温かく見守ってくれます。

もしいきなりオープンして、一般のお客様がどっと押し寄せたら、

料理の提供が遅かったり、接客に不慣れだったりすると、クレームになりかねません。

さて、オープンまであと1週間。

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