7.ティールーム(紅茶カフェ)開業記録~店舗工事中、やるべき事は?~

無事に融資がおりたら、すぐに店舗物件の契約を交わします。

そして、この瞬間から、店舗の家賃は発生します。

「工事期間終わるまで、家賃の支払いを待ってもらえないですか?」

と不動産屋に聞いてみたところ、

「申込から契約まで1か月待ってくれた大家さんに、これ以上はお願いはできない」

とのことでした。

(支出はなるべく抑えたいので、ダメ元で聞いてみましたが、ダメでした~)

店舗工事中にやるべきことは、家具、厨房機器等の備品の購入

毎週、設計士さんと、詳細の打ち合わせを重ねながら、

床、ドア、外観の看板の色を決めたり、照明を決めたり。

なかなか好みの壁紙が見つからず、ショールームをまわったり。

厨房機器を決めるのに、メーカーの展示会や、中古取扱店に行ったり。

(大型の厨房機器は、図面に落とし込むので、事前にざっくり決めておきますが、

同サイズの冷蔵庫やシンクでもメーカーによって少しずつ仕様が違うので、

デザインや価格と見合わせながら決めていきます。)

代官山にある、オシャレな店舗家具を扱うお店に行き、見積を出してもらったり。

かっぱ橋の製菓道具店で、必要な製菓道具やメニュー表など揃えたり。

家電量販店で、お店用のパソコン、プリンター、レンジ、トースター、電話、FAXなど、

小物の家電を買い揃えたり。

茶葉をパックするアルミ袋や缶、ラベルなどの取扱業者を調べて、

サンプルを取り寄せて選定し、発注したり。

洋食器のお店に行き、ティーカップ、ケーキ皿、グラスを買いそろえたり。

英国式ティールームなので、食器は英国製にこだわりました。

ネットショップも便利なので、よく利用しましたが、「イメージと違う」とならないように、

初めて買うものは、直接見たり触ったりしたいので、なるべくお店に出向きました。

それから、お店の名前を考えたり、ロゴを作ったり。

お店は、「覚えてもらいやすく、言いやすい名前」を意識して決めました。

ロゴ、駅からお店までのアクセスの地図やショップカードも自分でデザインし、自宅で印刷しました。

理想の店内イメージを具現化するため、内装や、椅子、食器にはこだわり、その分費用がかかったので、

自分で作れるものは、なるべく自分で。

オープンまでに必要な物、やっておく事をリストアップし、

ひとつひとつクリアして消していっては、また必要なものが出てきて、

項目が増えてき、また消していく繰り返し。

お店の内装工事も、日を追うごとに進んでいきます。

資材が運び込まれます。

キッチンと客席の仕切りができました。

フローリングを貼っています。

もちろん、お店で取り扱う茶葉の選定も、忘れてはいけません。

紅茶専門店なのですから、お店の核となる部分。

数社から、何十種類もの紅茶のサンプルを取り寄せ、試飲、試飲、試飲。

製菓学校の同期に手伝ってもらい、自宅で試飲会を開きました。

ティールームオープン2か月前のことです。

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