オープン1週間前、数時間限りのプレオープンを終え、
新たに出てきた課題を確認し、不足していたものを買い揃えます。
ご来店から、ご注文、お品出し、お会計までの流れをおさらいし、最終確認。
レジに商品登録したので、レジ打ちの練習もします。
また、忙しいからといって、身体を壊したら元も子もありません、
オーナーである自分の体調管理も、重要な仕事。
オープンを目前に、これまでの振り返ると、
友人たちや家族には、たくさん、たくさん助けてもらいました。
準備中のお店に来てもらい、ケーキの試食をしてもらったり、
税金や雇用についてのアドバイスをもらったり、
お店の雰囲気に合う音楽を考えてもらったり、
販売茶葉の商品のレイアウトを考えてもらったり、
厨房機器や家具を、きれいに拭きあげてもらったり、
ティーカップや食器類、製菓道具をひたすら洗ったり、
カトラリーを磨いてもらったり、(銀メッキなので、磨かないと黒ずむのです)
自分ひとりでこなすには、途方もなく膨大な作業を、
手伝ってもらったおかげで、大きなトラブルもなく、準備は順調に進みました。
本当に、「感謝」の気持ちしかありません。
「20代でティールームを開く!」
「いつか」は、いつになっても来ない!と、
夢を目標に変えて早数年、ここまで突き進んできました。
この時、私は29歳11か月。
2週間後に、30歳の誕生日を控えていました。
2013年1月25日、ティールームオープンの、前日のお話です。
開店祝いのお花を、たくさんいただきました。
前会社の同期たちからのお花。
Cha Tea紅茶教室の先生からも。ありがとうございます。
さて、ずいぶん長くなってしまいましたが、
「ティールーム(紅茶カフェ)開業記録」シリーズ、これにて完結です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。